■ 小型電極用連続打抜き試験装置

電極箔の打抜き金型に求められる精度は、寸法精度の他に、バリをいかに抑えられるか、切り刃はどれくらい持つかの2点が重要な要素となります。
バリの確認は単発プレスで行えますが、切り刃の耐久性は連続抜きをしないと確認できないため金型メーカーではなかなか評価のしずらい内容でした。

当社では刃の耐久試験用にロールtoロールの連続抜き装置を製作し、更なる金型の高寿命化に向け日々研究開発に努めています。

【使用用途】
・電極箔打抜き金型の切り刃耐久試験
・リチウムイオンバッテリーの電極箔切断用金型、ラミネート成型金型などのトライ確認や少量試作のお手伝いも可能です。
・単発プレスとしても使用可能です。

【主な仕様】
サーボプレス：JANOME（JP-S2002）
最大荷重：20KN
最大ストローク：150mm
打抜き速度：0.01～35mm/sec
取付可能金型サイズ：350 × 250 × H250 mm
材料供給：ロール材グリップフィーダー／手動
製品取出し：抜き落とし／手動