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2026.07.14
その他
加工設備
成形シミュレーションとは?プレス金型設計前に確認できること|Simufact活用
プレス金型の設計では、金型製作前に成形時のリスクを確認することが重要です。
昭和精工では、成形シミュレーションソフト「Simufact」を活用し、
材料の流れ方や板厚変化、割れなどの成形不良リスクを事前に確認しています。
このページでは、成形シミュレーションで確認できる内容と
異形絞り成形・ボス出し成形の3D解析事例をご紹介します。

成形シミュレーションとは?
成形シミュレーションとは、
金型を製作する前に材料がどのように変形するかを解析する方法です。
プレス加工では、材料の流れ方、板厚の変化、割れなどの
発生リスクなどを事前に確認できます。
実際の加工前に成形状態を予測することで、
金型設計や工程設計の段階で問題点を把握しやすくなります。
成形シミュレーションで確認できること
成形シミュレーションでは、実際に金型を製作する前に、加工時の材料挙動を確認できます。
- 材料の流れ方
- 板厚の変化
- 割れの発生リスク
- 成形後の形状変化 など
解析ソフトを用いることで、金型製作前にリスクや課題を可視化し
金型修正の手戻りを抑えることができます。
また、事前に不具合の発生しやすい箇所を確認することで
コストや納期の圧縮にもつながります。
トランスファー工程による異形絞り成形の3D解析事例
ここでは、トランスファー工程による異形絞り成形の3D解析事例をご紹介します。
異形絞り成形では、材料の流れ方や板厚の変化が成形品質に大きく影響します。
この事例では、板厚の変化を確認しながら
材料の流動性が良くなるように型構造を修正し、解析を行いました。
また、工程数が多い場合、後工程で成形不具合が発生すると
前工程に戻って条件や形状を見直す必要があります。
成形シミュレーションを活用することで
工程ごとのリスクを事前に確認し、金型製作の手戻りを抑えることができます。
【製品情報】
材質:JSC270E
板厚:2.6 mm
製品サイズ:φ120 mm
シートリクライナー部品のボス出し成形解析事例
こちらは、シートリクライナー部品のボス出し成形解析事例です。
この事例では、3D解析により製品不良を事前に予測し
試作回数の削減や開発期間の短縮につなげることを目的として解析を行いました。
【製品情報】
材質:HC500LA
板厚:5.0mm
製品サイズ:φ57mm
厚板材のボス出し成形では、バーリング高さの管理が難しく
成形時の材料流動や荷重のかかり方によって、
形状不良や寸法ばらつきが発生する可能性があります。
そのため、この事例では計2工程について成形解析を実施しました。
製品スペックを満たせる形状となるよう、
材料の流れ方向や成形荷重を確認しながら解析を行っています。
また、対象製品が特殊材であったため
解析条件に近い類似材料データを検討し、シミュレーションに使用しました。
成形シミュレーションを活用することで、金型製作前にリスクや課題を可視化し、
試作回数の削減、開発期間の短縮、コストと納期の圧縮につなげることができます。
Simufactを活用した成形シミュレーション
昭和精工では成形シミュレーションソフト「Simufact」を活用し
プレス加工時の材料挙動や成形状態を確認しています。
成形シミュレーションは、単に解析結果を見るだけではなく
実際の金型設計や加工条件の検討に活かします。
昭和精工では、解析結果をもとに、金型構造・工程設計・材料の流れ方・板厚変化など
を確認しながら、プレス加工が安定して成立するかを検討します。
また、成形シミュレーションだけでなく
金型設計・精密部品加工・測定・トライに必要な設備も社内に備えています。
成形シミュレーションからプレス加工の成立性を確認する
成形シミュレーションは、プレス加工が成立するかを確認するための有効な手段の一つです。
ただし実際の加工では、解析結果だけで判断するのではなく
材料特性・板厚・形状・金型構造・加工設備・量産条件などを含め
総合的に確認する必要があります。
昭和精工では、解析結果だけでなく金型設計・精密部品加工・組立・トライまで踏まえて
プレス加工が安定して成立するかを確認します。
図面や仕様が固まりきっていない段階でも、
成形シミュレーションや加工成立性についてご相談いただけます。
プレス加工の成立性についての考え方は、以下の記事でも詳しく紹介しています。
成形シミュレーション・金型設計前の検討をご相談ください
プレス金型の設計では実際に金型を製作する前に
成形時のリスクや課題を確認しておくことが重要です。
特に、以下のような場合はご相談ください。
- 成形時の割れやしわが心配
- 板厚変化や材料の流れを事前に確認したい
- 金型製作後の手戻りを減らしたい
- 量産前に加工成立性を確認したい
- 形状や工程数が多く、成形不具合のリスクを把握したい
- 図面や仕様が固まりきっていないが、加工可否を確認したい
昭和精工では、成形シミュレーションを活用し
金型設計前の検討から、金型製作・トライまで対応しています。
※仕様が確定していない段階でもご相談お待ちしております!

