昭和精工は10年以上に渡り、電極箔打ち抜き金型を電池業界に納入してまいりました。
当社が提供するリチウムイオン電池向けの電極箔打ち抜き金型技術についてご説明いたします。
リチウムイオン電池の中には金属箔に活物質と呼ばれる電極材料が
塗布された電極箔が何十層も積層されています。
電極箔は+の正極と-の負極があり、正極にはアルミ箔、負極には銅箔が
ベース材として用いられています。
この金属箔は、厚さが8~20μmと、かなり薄い材料です。
(1μm=0.001mm 日本人の一般的な髪の太さ:0.1mm)
そのため、バリ無くシャープに切断するには、金型の切り刃のクリアランスを
ほぼ0ミクロンにする必要があり、高精度な金型が求められます。