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2026.07.10
バッテリー
リチウムイオン電池用 電極箔の打ち抜き加工|バリを抑える金型設計
リチウムイオン電池に使用される電極箔は、非常に薄い材料であり
打ち抜き加工時のバリ・ダレを抑えることが重要です。
特に、打ち抜き時に発生したバリが欠落して金属異物となると、
電池内で銅箔とアルミ箔が接触し発熱や発火につながる恐れがあります。
そのため、正極箔・負極箔の打ち抜き加工では
材料の板厚・クリアランス・刃先状態・金型構造などを踏まえた精密な金型設計が求められます。
昭和精工では、リチウムイオン電池に使用される電極箔の打抜き金型を設計・製作しています。
材料の状態や塗工方式・生産設備の仕様に合わせ
量産時の品質安定を見据えた金型提案を行っています。
特に、以下のような点でお困りの場合はご相談ください。
- 電極箔の打抜き品質を安定させたい
- バリやダレを抑えた精密打抜きを検討したい
- 現在の設備に合う金型を検討したい
- 金型だけでなく装置や専用機も含めて相談したい
昭和精工では、量産型納入実績による設計ノウハウを活かし
金型設計・精密部品加工・組立・トライまで社内で対応しています。

リチウムイオン電池用 電極箔の打ち抜き加工とは
リチウムイオン電池用 電極箔打抜き加工とは、
正極箔・負極箔などの薄い電極材料を、金型によって必要な形状に加工する工程です。
昭和精工は10年以上に渡り、電極箔打ち抜き金型を電池業界に納入してまいりました。
当社が提供するリチウムイオン電池向けの電極箔打ち抜き金型技術についてご説明いたします。
リチウムイオン電池の中には金属箔に活物質と呼ばれる電極材料が
塗布された電極箔が何十層も積層されています。
電極箔は+の正極と-の負極があり、正極にはアルミ箔、負極には銅箔が
ベース材として用いられています。この金属箔は、厚さが8~20μmと、かなり薄い材料です。
(1μm=0.001mm 日本人の一般的な髪の太さ:0.1mm)
そのため、バリ無くシャープに切断するには、金型の切り刃のクリアランスを
ほぼ0ミクロンにする必要があり、高精度な金型が求められます。
電極箔の打ち抜き加工でバリ・ダレを抑える対応
電極箔の打ち抜き加工では、バリ・ダレを抑えた端面品質が重要になります。
昭和精工では、材料や加工条件に合わせて、クリアランスや刃先形状、金型構造を検討し
バリ・ダレを抑えた精密打抜き加工につながる金型設計・製作を行っています。
また、金型の高寿命化を目的とした特殊DLCコーティングなど、使用条件に応じた対応も行っています。
少量の電極材や金属箔を試験片として打ち抜きたい場合は
手動式のハンドパンチャーで対応できるケースもあります。
▶ 電極・金属箔の試験片製作に使えるハンドパンチャーはこちら
「現在の条件でバリを抑えられるか」「安定した打ち抜き加工できるのか不安」
といった段階でもご相談ください。

生産設備に合わせた電極箔打ち抜き金型の設計
リチウムイオン電池用の電極箔打抜き金型は
量産用だけでなく、試作段階での検討にも対応可能です。
また、間欠塗工・連続塗工のどちらのタイプにも対応した金型設計・製作を行います。
電極箔の打抜き加工では、材料の薄さや塗工状態により
刃先のクリアランスや金型構造が品質に大きく影響します。
そのため、バリ・ダレを抑えるため材料条件に合わせた
金型設計と、精度の高い部品加工・組立が重要になります。
昭和精工では、特殊DLCコートを施した超硬刃や、超精密部品加工
狭クリアランスでの組立技術を活かし
バリを抑えた高寿命な金型づくりに取り組んでいます。
また、ジュラルミン製ダイセットを採用することで
高剛性を保ちながら金型の軽量化にも対応しています。
金型単体だけでなく、
必要に応じて生産設備のご提案・製作対応も可能です。
「今の設備に合わせた金型を検討したい」
「試作段階だが、量産も見据えて相談したい」
「金型と設備をあわせて検討したい」
といった段階でもご相談ください。
昭和精工では、電極箔のような薄い材料や異種素材を含む打ち抜き加工に対応しており
異種素材の同時打ち抜きでバリ高さ0.5μm以下を実現した実績があります。
電極箔の打ち抜き加工で、バリ・ダレ・量産時の品質安定にお困りの場合は、
材料や仕様が固まりきっていない段階でもご相談ください。

