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2026.02.19
自動車
せん断面を改善したい―板厚6mmでせん断面率85%を実現したブランキング事例
「せん断面を改善したいが、一般プレスでは難しいと言われた」
「せん断面が足りず、後工程で切削が必要になっている」
こうしたご相談をいただくことがあります。
本記事では、板厚6mmのブランキング製品において、一般プレスでせん断面率85%を実現した事例をご紹介します。
監修:昭和精工株式会社
せん断面は何で決まるのか
せん断面は、単にプレス機の能力だけで決まるものではありません。板厚や金型構成などの条件によって、せん断面率は大きく変化します。特に板厚6mmクラスでは、一般プレスでは難しいと言われることもありますが、条件を見直すことで改善の可能性が広がります。
せん断面改善のために見直した設計条件
新工法および金型構成
・一般プレスを使用した新工法の採用
・高剛性な順送金型の設計
・せん断面率を意識したクリアランスと金型条件の最適化
一般プレスの範囲内で成立する条件を整理し、ファインブランキングに依存しない形でせん断面の改善を実現しました。
成果
・板厚6mmにおいて、せん断面率85%を達成
・製品スペックを満たした状態で量産を実現
・ファインブランキング工法と比較して約4倍の生産スピードで安定生産を達成
結果として、せん断面の改善と生産性向上を両立することができました。

せん断面改善は設計段階で決まる
せん断面の改善は、加工方法の変更だけで決まるものではありません。一般プレスであっても、設計条件と金型構成を見直すことで、成立可能な範囲は広がります。「この板厚でせん断面はどこまで確保できるのか」「一般プレスで改善できる可能性はあるのか」そうした段階でのご相談が、量産立ち上げの安定と手戻りの低減につながります。
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※ 図面や仕様が完全に固まっていない段階でも確認可能です。

